予防接種とは
当クリニックでは、小児ワクチン、インフルエンザ、肺炎球菌の各種ワクチン接種を行っています。そもそもワクチンとは、感染症の原因とされる細菌やウイルスといった病原体を無毒化、あるいはその毒性を弱めるなどして作られた薬剤です。これを接種することで、罹患したことがない感染症であったとしても、その免疫がつくようになるので、特定の感染症にかかりにくくなるほか、万一感染した場合でも重症化のリスクが避けられるようになります。
なお予防接種は個人の身を守るということもありますが、予防接種を受けられない方々などへの感染症の流行を阻止する(集団免疫)という目的もあります。このほか、上記以外のワクチンの接種を希望される方は、個別にご相談ください。
小児ワクチン
定期接種
- ロタ(令和2年8月1日生まれ以降のお子さまが対象です。)
※当院ではロタリックスでのご用意となります。 - Hib
- 小児用肺炎球菌
- B型肝炎
- 四種混合
- BCG
- MR
- 水痘(みずぼうそう)
- 日本脳炎
- 二種混合(DT)
東京23区内にお住いのお子様は無料で接種できます
※各自治体から発行されている問診票が必要です
任意接種
- おたふく ¥6,600(税込)
※板橋区の問診票をお持ちの方は ¥3,300(税込) - インフルエンザ
※毎年秋ごろからの接種となります。
詳細についてはお問合せ下さい。
肺炎球菌ワクチンとは
肺炎は、細菌やウイルスなどの病原体やアレルギーなどによって肺が炎症を起こすことで発症し、発熱、咳、痰、息切れといった症状がみられるようになりますが、成人が発症する肺炎の多くは肺炎球菌(全体の25~40%を占める)が原因と言われています。
なお肺炎は日本人の死因第5位(2017年(平成29年)厚生労働省「人口動態統計」)となっており、そのうち肺炎でお亡くなりになった95%以上の方が65歳以上の高齢者です。つまり肺炎は免疫力が低下しやすい高齢者や基礎疾患のある方などが発症しやすい傾向にあります。
このようなことから高齢者の肺炎球菌ワクチンは定期接種の対象とされ、板橋区でも費用の一部が助成されています。ただ、すべての高齢者の方を対象としていませんので、詳細は板橋区の公式ホームページをご参照ください。
同ワクチンを接種することによって、肺炎球菌が原因の肺炎に罹患しにくくなり、万一感染してしまっても重症化のリスクは低減するようになります。なお同ワクチンは、定期予防接種の対象でない方も受けられますが、その場合は全額自己負担での接種となります。
また肺炎球菌ワクチンの注意点として、5年以内に再接種すると注射部位の痛みが強く出ることがあります。そのため再接種を希望される場合は、必ず5年以上の期間を空けてから受けるようにしてください。
板橋区の高齢者肺炎球菌予防接種の費用助成についてはこちらインフルエンザワクチンとは
インフルエンザには、これまでも様々な予防対策が実践されていますが、数ある中で一番効果があるとされているのがインフルエンザワクチンの接種と言われています。なお同ワクチンは接種回数が年齢によって変わります。具体的には、12歳以下のお子さんは計2回の接種とし、13歳以上の方は1回の接種となります。ちなみに2回の接種が必要な場合は、1回目の接種を終えてから2~4週間後に受けるようにしてください。
なおインフルエンザワクチンをより効果的なものにするには、接種時期も重要です。日本でインフルエンザは、毎年12月~翌3月頃までに流行します。そして同ワクチンの持続期間は約5ヵ月、さらに接種後に効力が現れるまで約2週間かかることを考慮すると遅くても11月中旬頃までに接種を受けるのが望ましいです。また接種後も手洗い、うがいといった予防対策は怠らないでください。
院長
- 梅原 有弘
診療科目
- 内科、小児科、消化器内科
住所
- 〒175-0082
東京都板橋区 高島平8-5-10 MAビル3階 電話番号
- 03-3933-1213
最寄駅
- 高島平駅東口徒歩1分
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 | |
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9:00~12:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○注 | ○ | - |
15:00~19:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○注 | - | - |
休診日:日曜、祝日 注:第3金曜日は終日休診 (午前受付:8:45~12:00、午後受付:14:45~19:00) |